顎関節症

昨日の患者さんで顎関節症の青年が来ました。遠くから約1時間半くらいかけて通院してくれて有難いです。軽い腰痛や背中のはりも訴えています。顎関節は痛みはありませんが、口を開く時に左右同時に開かず、先に右が開きながら左が後からついてくるような開きかたです。それと口の開閉するときにコキッコキッと音がします。彼の場合原因はストレスだと感じています。特に家庭でのストレスが大きく影響していると思います。お母さんが精神的な病気で入退院を繰り返していて家庭の中が落ち着いていないのが彼の自律神経のアンバランスをつくり顎関節症を引き起こしていると思います。自律神経のアンバランスにより顔面の筋肉が長期間硬直し顎関節に負担をかけていると思われます。施術方法としては、まずは顔や頭それと首まわりの筋肉をほぐし、ゆるめてからディバイスファイドテクニックで矯正を行います。顎関節と骨盤の仙腸関節と相互に関わりあっているので、仙腸関節を正しく定める事も顎関節に好影響をもたらすので骨盤調整は必須です。この繰り返しで三回から四回の施術でほとんど快方にむかいます。